たまには雑誌なんかにも載ってます


「かいたにや酒店」や「UP THE KAIBAR」が、何故か雑誌なんかに載ることがあります。やっぱり嬉しい!のでココでも紹介してしまいますね。


ご近所さんになりたい!下町商店街の酒屋バー

「BEER & PUB」2006 Vol.5

BEER & PUB 2006 Vol.5

「アップ ザ カイバー」は、下町感あふれる大阪・駒川商店街の酒屋「かいたにや」の上階に、約1年前オープンした。店主・櫂谷繁樹さんは随分以前から世界のビールに注目していた人で、遡ること16年前、興味の赴くまま数々の銘柄を仕入れたそうだ。しかし、その結果たるや「当時はほとんど見向きもされんかった」という散々ぶり。店の一角にはその頃の名残があり、色あせたビール缶たちが未開封のまま並べられている。その今となれば大切な宝物たちを眺めながら冗談ともなく言う。「やっと時代が追いついて来たわ」。 現在酒屋には、ベルギー、オーストラリア、ドイツ、チェコ、中国、パレスチナ…。約50種のビールが1階の冷蔵庫にずらりと並び、チャージを払えばなんと酒屋での店頭販売価格で飲める。ちなみに"ビール券でも飲める"というのも酒屋ならでは。 「ご近所さんがスリッパ履きでも気軽に入れる店でありたい」というコンセプトもあってか、ここでは皆お気に召すまま。ある女性が突然店内のピアノで弾き語りを始めたかと思うと、常連客達はわいわいとビールの飲み比べ。一人ぶらりと立ち寄った一見さんも、いつのまにか仲間入り。そんな心地よい空間を作り出せるのも、興がのってくると接客もほどほどに(?)ギターを弾き出してしまうような店主だからこそ、なせる技なのだ。


商店街にある酒屋の上階、魅惑のビール天国で乾杯!

「大人組」2006年7月号

「大人組」2006年7月号

商店街の一角にある、一見何の変哲もない街場の酒屋。夕方になると客達が続々と店へ入っていくが、誰も店から出てこない…!?この商店街のミステリーを解く鍵は店頭に掲げられた小さな看板にある。「UP THE KAIBAR」つまり酒屋の上階がバーなのだ。 1階店頭の冷蔵庫には世界各国のビールが約50種類。勝手知ったる客たちは、陳列されるそれらのビールを適当にピックアップして上階のバーへ。 2階ではカウンターに陣取った常客たちがわいわいとビールの飲み比べ、3階のテーブル席ではオードブルをつつきながらワインを手に団欒する家族の姿、皆が好き勝手に酒を愉しむ至福の空間。しかもチャージを払えば酒は店頭販売価格という良心的すぎる料金体系。一人ぶらりと「何のこっちゃ」と立ち寄った一見客も、このゆるく心地よい空気感につられて時を忘れて和んでしまう。一度覗けば通わずにはいられない、商店街的魅惑のパブなのである。